2016/08/23 第3回「初歩からの仏教ワークショップ 四威儀の禅」

8月23日、花園大学の吉田叡禮先生を講師にお招きしまして第3回「初歩からの仏教ワークショップ 四威儀の禅」を行いました。

そのときの様子を参加者の藤岡延樹さんがFacebookでリポートしてくだいました。

ご本人の許可を頂いてここに転載させていただきます。

皆様もどうぞ講座のご感想などお寄せください。

 

練心庵での吉田叡禮師による『四威儀の禅』講座の最終回。何とか間に合いました。

練心庵のピノさんに「レポートよろしく」と振られるも、大西龍心阿闍梨のようには書けるはずもなく、困る^_^;

今回は、坐禅と仰臥禅を。とにかく吉田先生の話が面白い。1分に1度は笑いが入ります(笑)楽しく親しみやすい坐禅ワークショップでした。

以下メモ

「観」

感覚に意識を持っていく

感情や思考は良くない

「止」

集中して対象と一つになる

主客を超える

数息観

随息観

流水観

玉簾観

「足や手を組む時、どちらを上にするか問題」「それはどのような理由か」など。

 

今回も釈徹宗先生は法務のためいらっしゃらず、代打に我らがあきらっちこと井上陽先生の登場。スキンヘッドにちょび髭、白のパンツに黒のシャツという出で立ち。う〜ん伊達男め!

 

仏教研究者になる前は料理人を目指していたとの過去を暴露。その時の包丁を研ぐ体験から、今回の禅における調身、調息、調心を解説。

これを受けて吉田先生からも武道やダンスにおける姿勢の話が引き出された。これによってグッと禅の言うところのものが、一般的な生活や、日常の暮らしの中にあることが共有された。

 

「禅は一宗一派のものではない」という話から、「念仏」や「マントラ」その三昧的な側面を話され、本日の講座はお時間となりした。

いつも思うんですが、練心庵はほんとお得です。いろんな意味で。

今回もありがとうございました!

 

次回は釈徹宗先生と宗教社会学者の三木英先生の対談か?三木先生にも聴講でお世話になりました。どんな話が飛び出すのかなぁ♪

 

(記:藤岡延樹さん)